会長挨拶

一般社団法人 日本試薬協会会長 野澤 学

会長挨拶

 平素は当協会の活動にご理解とご協力を賜わり、厚く御礼申し上げます。去る5月30日に開催された第72回定時社員総会・理事会で、会長に再任されました。これからも業界発展のために精一杯努力する所存でございますので、何卒、よろしくお願い申し上げます。

 日本経済はアベノミクスにより多くの企業の収益が改善、設備投資の動きも続いており、景気は緩やかに回復しております。スマートフォンや電子マネーの普及拡大、自動車やセキュリティー等のシステムでAIやビックデータの活用など、まさに変革の源泉となるのはイノベーションであり、次世代テクノロジーが新たな価値を創造し、経済成長や新たな社会システムを牽引しております。

 日本の科学技術関係予算は、安倍首相の第5期科学技術基本計画でさらに増加しております。競争的資金を増加して世界に負けない強い研究開発を目指しており、科学技術創造立国日本の挑戦が続いております。高品質の試薬をすぐに入手できる日本の科学技術はどんどん発展していくはずです。試薬業界でもM&Aによる再編やネット購買等の環境の変化で競争も激化しておりますが、試薬のプロ集団として、試薬の悪用防止、安全管理、情報提供など、日々増えている試薬の取り扱いに真摯に取り組み、健全な発展を遂げていくように望んでおります。

 さて、前期の当協会活動は事業計画に則り、着実に進めました。経済産業省等、関係官庁からの依頼で、試薬の生産・流通の調査やJIS試薬の規格・品質向上を進め、対応を図りました。「試薬の日」のイベントでは、竜田邦明・早稲田大学栄誉フェローをお招きして記念講演会を開催、100名を上回る方々にご出席いただきました。その他、関東、関西地区でそれぞれ研修会や見学会また懇親会、ゴルフ会なども行い、会員各社で『研鑽と交流』を行いました。PR活動では「試薬の日」に合わせて化学、医薬系メディアに特集記事を掲載、日本化学会や日本薬学会等の学会では展示ブースを設け、協会案内やクリアファイルの配布を行いました。試薬業界には多くの会社が活躍していることを若い方々に広く知ってもらう良い機会となりました。今回、この試薬会誌に掲載されている通り、試薬協会のイメージキャラクターとロゴマークを募集いたします。試薬事業の社会貢献をイメージできる、格好の良いデザインのご応募をお願いします。魅力のある業界として、より多くの方々に幅広く認識してもらえるように取り組みを進めてまいります。

 今後も科学技術の進展に寄与する基盤業界としての役割が果たせる様、7委員会の活動を通して協会運営に取り組んでまいります。皆様の相変わらぬご支援とご協力を賜わります様、お願い申し上げます。会員各社のますますの発展を祈念してご挨拶といたします。

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