アミノ酸の分析は、自動分析計の急速な発展により非常に簡単に短時間で行われ、しかもわずかな量でも検出ができるようになっている。この、高速および高感度な分析法(ニンヒドリン法、o-フタルアルデヒド法等)の開発に伴い、アミノ酸自動分析に用いる試薬溶液は、数種の試薬を混合して調製することもあり、それぞれの試薬は非常に高純度なものが要求されている。
種別 | 試薬例 |
種 別発色剤 | 試薬例ニンヒドリン、ヒドリンダンチン、o-フタルアルデヒド、フルオレスカミン |
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種 別緩衝剤 | 試薬例ほう酸、酢酸ナトリウム、酢酸リチウム、くえん酸ナトリウム、くえん酸、塩酸、酢酸、水酸化ナトリウム |
種 別溶剤 | 試薬例ジメチルスルホキシド、2-メトキシエタノール、メルカプトエタノール、エタンチオール |
種 別調製液 | 試薬例ニンヒドリン試液、くえん酸塩緩衝液類(Li塩、Na塩)、o-フタルアルデヒド溶液 |
種 別添加剤 | 試薬例塩化すず(II)、n-カプリル酸、β-チオジグリコール、p-トルエンスルホン酸ナトリウム、塩化チタン(III)、ブリジ35、硫酸ヒドラジニウム、次亜塩素酸ナトリウム |
種 別標準品 | 試薬例アミノ酸混合標準液 |