遺伝子工学の発展に伴い、この技術を用い動物細胞にて新しい医薬品を目的としたたん白質作成の研究がなされている。そのたん白質の構造が判明するに従い、その多くのものが糖たん白質であり、糖鎖部分もまた重要な機能(生理活性)をもっていることが分かってきた。そのため、これらの生理活性を研究する上で糖鎖構造の解明が重要な課題となり新しい分析法が開発されている。
種別 | 試薬例 |
種 別糖鎖分解分離用試薬 | 試薬例無水ヒドラジン、NaOH、NaBH4、エンド-β-Nアセチルガラクトサミニダーゼ、ペプチド:N-グリコシダーゼ、エンド-α-Nアセチルガラクトサミニダーゼ |
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種 別糖標識試薬 | 試薬例トリチウム、NaB3H4、2-アミノピリジン、〔14C〕無水酢酸 |
種 別レ ク チ ン | 試薬例コンカナバリンA他各種レクチン、固定化レクチン、FITC結合レクチン |
種 別そ の 他 | 試薬例単糖、オリゴ糖、多糖それらの誘導体、糖たん白質 |