(8) 遺伝子検出用試薬

DNAプローブは一本鎖DNA断片で、目的の塩基配列と相補的な遺伝子で、放射性同位元素(RI)、蛍光試薬、ペルオキシダーゼ等の酵素などで標識されてDNA塩基配列やハイブリダイゼーション反応による特定遺伝子の検出や定量に用いられている。基礎研究の分野では、すでに広く使われている。最近は、臨床分野への応用が注目されている。
試薬としては、がん遺伝子、感染症、組織適合性抗原(HLA)、遺伝病などのプローブおよび標識プローブが多数市販されている。

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