二つの異なった生物の体細胞を人工的に合体させ一つの新しい雑種細胞を作るのが細胞融合技術で、今日のバイオテクノロジーの基幹技術の一つとなっている。この技術が注目されるようになったのは、動物細胞の融合によりモノクローナル抗体の生産が可能となったことやポテトとトマトの細胞融合によりポマトのような新しい植物が作られたことなどによる。
種別 | 試薬例 |
種 別細胞壁溶解酵素 | セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペクチナーゼ、リゾチーム、β-1,3-グルカナーゼ、コラゲナーゼ、トリプシン |
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種 別細胞融合誘導剤 | 試薬例 ポチエチレングリコール(PEG)、不活性化センダイウイルス |
種 別細胞融合促進剤 | 試薬例 塩化カルシウム、ポリL-リジン(PLL) |
種 別浸透圧調製剤 | 試薬例 NaCl、KCl、マンニトール、ソルビトール |
種 別その他 | 試薬例 界面活性剤 |