ご挨拶

経済産業省 商務・サービス審議官 藤木 俊光

年頭所感

令和2年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。 貴協会の皆様におかれましては、日頃より経済産業省の施策の推進に御協力を賜り、心から御礼申し上げます。

昨年は、日本のバイオ政策において、実に約10年ぶりに国家戦略が策定されるなど、重要な転換点となった年でした。国家戦略である「バイオ戦略2019」では、2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現するべく、具体的な社会像とともに、「高機能バイオ素材」「バイオプラスチック」「バイオ生産システム」「バイオ関連分析・測定・実験システム」など、今後投資を重点化させる9つの市場領域を提示しています。このうち、「バイオ生産システム」や「バイオ関連分析・測定・実験システム」については、システム化や国際標準化等を図ることで、海外市場を獲得できる領域であると考えています。これらは、まさに貴協会の皆様が大いに活躍されている領域でもあり、皆様と共に取り組んでいければと考えています。
このうち、「バイオ生産システム」や「バイオ関連分析・測定・実験システム」については、システム化や国際標準化等を図ることで、海外市場を獲得できる領域であると考えています。これらは、まさに貴協会の皆様が大いに活躍されている領域でもあり、皆様と共に取り組んでいければと考えています。
また、戦略で提示した9つの市場領域のうち6つについては、現在、当省が中心となってロードマップの策定を進めています。技術開発におけるイノベーションを早期に社会実装するべく、責任を持って取り組んでまいりますので、皆様からも忌憚のない御意見を寄せていただければ幸いです。

近年、あらゆる産業において、デジタル技術を活用したイノベーションは、大きな広がりを見せています。バイオ産業においても、バイオ技術やデータ解析技術の発展により、生物の機能を設計することが可能になりつつあります。食や素材、燃料に至るまであらゆるものをバイオ技術によって作れる社会、すなわちバイオエコノミーの到来が期待されており、OECDのレポートでは、世界のバイオ市場は2030年にGDPの2.7%、約120兆円になるとの予測が立てられています。
こうした産業の発展を根幹から支えているのが試薬です。試薬は、バイオにとどまらず、あらゆる産業で活用され、我が国の科学技術及び産業の発展に欠かすことのできない存在です。今後も試薬業界の発展が、我が国の産業の創出・成長につながり、さらには我が国の経済成長並びに国民生活の向上に大きな役割を果たされることを期待しております。

本年は、貴協会にとって、20周年を迎える節目の年と伺っております。これまでの活動に敬意を表しますとともに、貴協会の更なる御発展及び皆様の御健康と御多幸を祈念致しまして、新年の御挨拶といたします。

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